PACSの導入・運用を開始しました。

当院では、2011年4月に本格的なPACSの運用を始めました。

PACSとは、Picture Archiving and Communication System の略で、医用画像管理システムのことです。

従来は、撮影後、各画像装置から出た情報をフィルムなどに焼付け、それをシャウカステンにかざしてみるのが一般的でした。PACSを導入することで、各画像装置から出た情報を1箇所のサーバーに集めて保管・管理し、院内ネットワークに接続した専用端末を介して、外来や病棟などでモニター診断や閲覧を行うことが可能になりました。 また、その情報を取り出すまでの時間短縮はもとより、フィルム運搬や保存の手間・コストの削減や業務の効率化が期待できます。

現在、他院で撮影した医用画像を専用回線を介して診断することが可能になりました。（遠隔画像診断）

さらに、診療データ統合管理システムを同時に導入することで、画像検査以外に、患者様の血液生化学検査をはじめとする各種検査結果の一元管理を行うことが可能になりました。

2011年5月25日更新