睡眠時無呼吸症候群(SAS)
身体的特徴
SASは太った男性に多い病気というイメージがあるかもしれませんが、痩せているからといって安心はできません。
日本人はやせていても顎が小さいなどの特徴からSASにかかる人が多く見られ、最近では女性や若年者のSASも珍しくありません。
SASを発症するおもな原因は次のようなものがあります。
肥満
顎が小さい
顎が後退している
扁桃が肥大している
首が短い
首が太い、首回りに脂肪が付いている
歯並びが悪い
舌や舌の付け根が太い
また、生活習慣にも原因があります。
喫煙者
寝る前に必ずお酒を飲む
太り気味で暴飲暴食をする
高血圧、糖尿病、高脂血症などの既往歴がある
比較的軽度のいびきの場合は日常生活の改善で治ることもあります。
たとえば、禁煙、お酒を控える、ダイエットをする、枕を低めにするなどがあります。
SASの治療が順調にいくと、顔つきがよくなり、昼間の活動性が向上するだけではなく、合併症も改善するといわれています。